Lingua Francaで楽しむ、ワインと食事と豊かな時間

May 15, 2018

日本人として、メキシコの地でビストロ・シェフに挑戦する会田将行さん。ローマ地区にあるビストロLingua Francaの楽しみ方をそんな会田さんにうかがってきました。

 

にじり口をくぐって出合うビストロ

 

在メキシコシティの日本人にはお馴染みの焼肉店・すみや。そのお隣にある、茶室のにじり口のような入口のお店。気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

 

にじり口をくぐると、そこにあるのが今回ご紹介のビストロ、Lingua Franca(リンガ・フランカ)です。シェフとして腕を振るうのは会田将行さん。Mog Bistroが現在の場所に移転するにあたって、料理長として迎えられたのが2016年2月。その後、すみやを経て、現在リンガ・フランカを任されています。

 

 

渡墨前も東京でフレンチのシェフだったという会田さんは、当時ちょうど独立を考えていたそう。そんなタイミングでのオファー。どういった気持ちだったのでしょうか?

 

「メキシコがどうこう、というより、海外でのシェフ経験が初めてだったのですが、声をかけてくれたオーナー谷夫妻の人柄や持っているビジョンに共鳴できたのでメキシコ行きを決めました。空気を変えたい時期でもあり、(帯同する)奥さんの反応もよかったのも大きく影響していますね」

 

Mog、すみやを経て、いよいよ「本職」であるフレンチの技を生かすリンガ・フランカでのシェフ就任ですが、ご本人はいたってクール。「気負いは特に感じていません。ただ、日本人の料理人というと、ここメキシコでは和食に携わっている方ばかりでしょう。そういう意味で、和食以外での挑戦という矜持はあります」

 

 

さて、ビストロといえば、ワインを楽しむ場所。

リンガ・フランカでは、フランス、メキシコやスペイン、チリ産ワインから、なんと日本産のワインまでそろえています。

 

と取材をしている私。実は、ワインは、というよりお酒はあまり飲めず。したがって、詳しくもなく、たくさん飲めるわけでもありません。そんな私がビストロ取材で大変申し訳ないのですが……。

 

「ビストロは、もちろんワインを楽しんでもらうための食事を出す場所ではあります。でも、例えば、うちではフレンチのメニューではないパスタも出してますし。そういう意味では、もっとフランクに来ていただければ。それこそ、パスタ1品とグラスワイン、でもいいわけです」

 

活ワタリガニのトマトソースリングイネはディナーのアラカルトで250ペソ。ランチセットは320ペソコースのメイン。

 

 

「最終的には、ゆったり話をしながら美味しい食事を楽しんでいただくのが大事だと思っています。くつろげる空間や楽しい時間が味にも影響を及ぼすと思いますしね。単に美味しいものを食べるだけでなく、総合的にいい時間を過ごしてもらうことを目指しています」

 

 

 

インテリアや器にも注目

 

そんな「いい時間」を演出するための重要アイテム、空間を彩るインテリアや食器類にも注目です。

プロデュースするのは、Mogやすみやも手がけるオーナー・谷孝介さん。アンティークをメインにした彼独自のセンスは、皆さんももうご存知のところでしょう。

 

 

リンガ・フランカはビストロでありながら、丸窓のある和室やメキシコ人アーティストの作品、無骨ながら味のあるプレヒスパニック調の石像など、一見調和しなさそうなモノたちが、絶妙なバランスで存在しています。

 

 

お店の名前、リンガ・フランカは「異なる母語を話す二者が共通語として使う言語」という意味。メキシコという地で日本人が手がけるフレンチ、つまり、食文化の上で異なるバックグラウンドを持つ人間同士が料理を通して出会う場所、そんな思いをこめているそうです。

 

 

 

筆者のイチオシ、ランチコース

 

さて、気になるメニューはというと、夜のメニュー(冷菜・スープ・温菜・魚料理・メイン・パスタ・デザート)が800ペソ。アラカルトもあり。

 

ですが、私が今回、ぜひとも一度お試しいただきたい、とおススメするのがランチコース。

スープ、サラダ、メインとデザートがついて270ペソ/320ペソの2種類のコースから選べます。

 

270ペソのメイン一例:オムライス

 

320ペソのメイン一例:オッソブーコ(子牛スネ肉の煮込み)

 

320ペソのメイン一例:ハンバーグステーキ デミグラスソース

 

たっぷりのサラダは、オーガニック野菜を使用

 

かなりのボリュームでこの価格帯。満足必至のコースです。

 

 

月・水~金のランチタイム(11:00~16:00)に関しては、前日までに予約必須です。

行ってみたいけれど、子どものお迎えまでの時間がちょっと心配…などリクエストがある場合は11時前からオープンも可能、とのこと。

また、現在リンガ・フランカの座席数は和室が2室(パーテーションなしで最大10名)、カウンターが10席ですが、大人数での集まりに使いたい、といった場合は、お隣のすみやを利用しての対応も可能だそうです。

さらには、子連れでもOK!との嬉しいお言葉。ランチ利用時のハードルが、ぐっと下がりますね!

詳細は、電話で直接お店にご相談ください。

 

Lingua Franca

Frontera 168, Col. Roma Norte, CDMX(Mog Bistro2F)

Tel. 2155-9735

月、水~金: 11:00-16:00(要予約), 17:00-23:00

土・日:12:00-23:00

火曜定休

 

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