和食でなく、フュージョンでなく。新しい食のジャンルを目指すKokuの挑戦。

October 31, 2018

クアウテモックのリオ・レルマ店に続き、コンデサに第2店舗目をオープンしたレストランKoku。メキシコシティのグルメシーンで群雄割拠の体を見せはじめた「和食」ですが、それとはまた違った方向性を目指していく、と話すシェフたちの挑戦に迫ります。

 

 

 

飲食店の激戦区、コンデサ地区パルケ・メヒコ周辺

ヒップスター御用達のこの地区は、その名前Hipódromo Condesa(イポドロモ・コンデサ)が表しているように、かつて競馬場があった場所です。Parque México(パルケ・メヒコ)をぐるりと囲むメヒコ通りとアムステルダム通りは、その走路のなごり。今ではオシャレなカフェやレストランが立ち並ぶ、飲食店の激戦区にもなっています。

 

 

その一角に、新しくオープンしたのが本日ご紹介するKoku(コク)。Río Lerma(リオ・レルマ)沿いに続く第2店舗目で、プロデュースに関わるCDMXの人気シェフ松本武也さんと、日本から招聘されたメインシェフ小泉晶さんのお2人が手掛けます。

 

 


小泉さんは、老舗有名ホテル「富士屋ホテル」をはじめ数々のレストランでの経験を経て神奈川県で自身のお店を経営していたところ、その料理人としての引き出しの多さに惚れこまれ、メキシコに招聘されたそうです。

 

 

ペルーにおける「ニッケイ」のような新ジャンルを目指して

Kokuといえば、第1店舗目のオープン時以降「お箸で食べるタコス」や「和風セビッチェ」といった、いわゆる和食とメキシカンの融合、といったメニューがお馴染みになっていますが、今後もそういった路線で展開していくのでしょうか?

 

「Kokuについては、もっと広がりのある可能性を感じています。例えば、近年、ペルーでは和食とペルー料理の融合が、単なる『フュージョン』を越えて新しいジャンル『ニッケイ』として認知されてきているのですが、同じようにメキシコにおいても、和食でもないフュージョンでもない、新しいジャンルとして確立出来たら面白いな、と。そういう実験的な要素も楽しみながら、Kokuのメニュー開発に取り組んでいます」とは松本さん。

 

 

メキシコでもすっかり市民権を得つつあるラーメン。Kokuではココナッツカレーベースのスープに、メキシコらしい食材「ウイトラコチェ」(具材右下の黒いトウモロコシがそれです)をあわせて。150ペソ。

 

 

 

ホタテのアグアチレは薄口しょうゆに鰹節や梅を合わせたさわやかな味わい。195ペソ。


 

 

「シェフのおススメ」として、メニューには載っていない日替わりメニューもあるので要チェック。取材時のおススメは、見た目も華やかな水餃子でした。

 

***

 

 

今後は、店内の一角に炉端焼きスペースや、和風タパスを提供する立ち飲みスペースも設ける予定というKokuコンデサ店。メキシコシティにおけるグルメシーンのけん引役として、要注目です!

 

 

Koku Condesa

Iztaccihuatl 54, Col. Condesa, CDMX

Tel. 55-2121-0925

月~日 11:30-24:00 

http://kokukoku.mx/


 

 










 

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